トイレタンクの防露材

2014年10月31日

DSC_0111.JPG

トイレの水が止まらなくなった為、緊急出動しました。
タンクの中を覗いてみると、予想通り、防露材の膨張がみられました。

湿度の高い季節や冬場になるとトイレタンクの表面が結露しやすくなるため、内部に断熱層が作ってあるんです。
ところが、古くなった防露材が膨張したり曲がったりすることがあります。
変形した防露材は、部品の動きの邪魔をしてしまいます。
そのせいで、水が止まらなくなったり、逆に水が出なくなったり、という不具合が起こります。

今回は、防露の変形した部分を切りとってみました。
そうすることで、自動的に水を止めるボールタップという装置が正常に動作するようになりました。
ただし、これは応急措置です。
防露材を外した部分が結露する可能性があります。