洗濯パンの交換工事

2018年12月25日

こんにちは。クラシアン横須賀のKです。

洗濯パンを交換したいとのご相談を受け、お伺い致しました。
集合住宅にお住まいで、最近、排水管洗浄が入った時にその業者さんにそろそろ替えたほうが・・・と言われたそうです。洗濯パン自体が割れていて水漏れを起こしていたので、お客様自身も下の階に漏れては困ると不安に思われていたそうです。
床板とクッションフロアの間には水が染みわたっており、放置しておくと危険な状態でした。

洗濯パンを交換していきます。まずはもとの洗濯パンを外します。
最近の洗濯パンはビス止めが主流ですが、こちらのタイプはビスがどこにも付いていません。この場合、洗濯パンの裏に両面テープ等で接着しているタイプが多いです。
洗濯パンを外すためには排水トラップという部品を外さなければなりません。排水トラップとは、臭気や虫などの侵入を防ぐための機能を備えた部品です。

トラップの上部を外し、両面テープでついた洗濯パンを剥がします。するとトラップの下部がついた排水管が出てきます。排水トラップ周辺の床板は切り取られています。
今までの洗濯パンは、サイズが特殊で600×800というサイズでした。
新しい洗濯パンは640×640で、奥行きが4センチ増えることにより排水トラップの位置は当然変わります。ここで一つ問題が発生しました。

新しく付ける洗濯パンの排水トラップの位置に、床を支えるための取り外すことが出来ない木があります。
この木を切ってしまうと床の強度がかなり落ち、床がしなってしまいます。

そこで排水トラップの位置を変える方法をとりました。
排水管洗浄等のメンテナンスを考慮して、右側に移設します。
右側には床板の穴が空いていないので新しく切り取ります。

キレイに切ったら次は排水管の切り回し作業です。
木くずをキレイに掃除し、排水管は自然の勾配で流すため、排水トラップから下り勾配で配管し、排水管にトラップを取付けます。
ここで注意すべき点は、下部のトラップをしっかり平行に取り付けること。平行に付けないと洗濯パンの取付に支障をきたします。


洗濯パンを乗せトラップの上部を取り付けたら、四隅にビスを打ち込みます。これで洗濯パンの固定は完了です。洗濯機を設置し、排水ホースを接続します。排水トラップを見える位置に設置したことで、メンテナンスがしやすいです。



蛇口は老朽化しており、漏水などの危険性がありましたので、お客様とご相談し新しくすることになりました。

集合住宅等では下の階に水が漏れてしまう階下漏水に気をつけなければなりません。洗濯パンがあれば絶対に漏れないという訳ではありませんが、設備が古いと万が一の時に階下漏水してしまう可能性は高くなってしまいます。
トラブルを避けるためにも古くなった設備は一度専門業者に点検してもらうことをお薦めします。
水回りでお困りのこと、ご心配なことがありましたら、クラシアンまでお気軽にご相談下さい。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。


床板の張替えと洗濯防水パン設置

2015年9月14日

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こんにちは、クラシアン横浜のSです。
先日、洗濯排水の詰まりでご依頼をいただきました。
床板が水を吸水してしまい腐食していましたので、床板を張替え、洗濯機の防水パンを取付けさせていただきました。
洗濯場が綺麗になったとお客様にも喜んでいただきました。