クラシアン神奈川法人 12月誕生会
洗濯パンの交換工事
こんにちは。クラシアン横須賀のKです。
洗濯パンを交換したいとのご相談を受け、お伺い致しました。
集合住宅にお住まいで、最近、排水管洗浄が入った時にその業者さんにそろそろ替えたほうが・・・と言われたそうです。洗濯パン自体が割れていて水漏れを起こしていたので、お客様自身も下の階に漏れては困ると不安に思われていたそうです。
床板とクッションフロアの間には水が染みわたっており、放置しておくと危険な状態でした。
洗濯パンを交換していきます。まずはもとの洗濯パンを外します。
最近の洗濯パンはビス止めが主流ですが、こちらのタイプはビスがどこにも付いていません。この場合、洗濯パンの裏に両面テープ等で接着しているタイプが多いです。
洗濯パンを外すためには排水トラップという部品を外さなければなりません。排水トラップとは、臭気や虫などの侵入を防ぐための機能を備えた部品です。
トラップの上部を外し、両面テープでついた洗濯パンを剥がします。するとトラップの下部がついた排水管が出てきます。排水トラップ周辺の床板は切り取られています。
今までの洗濯パンは、サイズが特殊で600×800というサイズでした。
新しい洗濯パンは640×640で、奥行きが4センチ増えることにより排水トラップの位置は当然変わります。ここで一つ問題が発生しました。
新しく付ける洗濯パンの排水トラップの位置に、床を支えるための取り外すことが出来ない木があります。
この木を切ってしまうと床の強度がかなり落ち、床がしなってしまいます。
そこで排水トラップの位置を変える方法をとりました。
排水管洗浄等のメンテナンスを考慮して、右側に移設します。
右側には床板の穴が空いていないので新しく切り取ります。
キレイに切ったら次は排水管の切り回し作業です。
木くずをキレイに掃除し、排水管は自然の勾配で流すため、排水トラップから下り勾配で配管し、排水管にトラップを取付けます。
ここで注意すべき点は、下部のトラップをしっかり平行に取り付けること。平行に付けないと洗濯パンの取付に支障をきたします。
洗濯パンを乗せトラップの上部を取り付けたら、四隅にビスを打ち込みます。これで洗濯パンの固定は完了です。洗濯機を設置し、排水ホースを接続します。排水トラップを見える位置に設置したことで、メンテナンスがしやすいです。
蛇口は老朽化しており、漏水などの危険性がありましたので、お客様とご相談し新しくすることになりました。
集合住宅等では下の階に水が漏れてしまう階下漏水に気をつけなければなりません。洗濯パンがあれば絶対に漏れないという訳ではありませんが、設備が古いと万が一の時に階下漏水してしまう可能性は高くなってしまいます。
トラブルを避けるためにも古くなった設備は一度専門業者に点検してもらうことをお薦めします。
水回りでお困りのこと、ご心配なことがありましたら、クラシアンまでお気軽にご相談下さい。
スタッフ一同心よりお待ち申し上げております。
20年ほど前の珍しいトイレ
こんばんは。クラシアン横須賀のKです。
20年ほど前の珍しいトイレをご紹介します。
メーカーはINAXで、このトイレの特殊なところはタンクにあります。
レバーの反対側に四角い物体がありますが、初めてこのトイレを見た時に頭にハテナが浮かんだことを覚えています。
この四角い物体の正体は、なんと脱臭装置でした!!!
最近では温水洗浄便座に脱臭機能がついているのは良く目にしますが、それでも便座の話しです。
このトイレはタンクの中に脱臭機能を備えた機械が入っていて、トイレの臭いを取ってくれます。
タンクの後ろには穴が空いており、ホースで排水管まで繋いでいます。
とてもすごい発明だとは思いますが、長年使い続けているとある問題が!
タンクの中は常に水がたまっているので湿気が多いです。
この機械はクリップ等に金属製の部品を使っています。
20年も湿気の高いところにあれば、たとえ錆びにくいステンレスを使っていてもある程度はだめになってしまいます。
このタイプのトイレをご使用されている場合、年数が経っていることが想像できます。
壊れて使えないこともあれば、機能すら知らず、コンセントにささりっぱなしということも・・・
そんな、特殊なトイレですが、今回のご相談は水漏れです。
水漏れの修理かトイレの交換をする方法をご提案し、トイレ交換のご依頼をいただきました。
この脱臭付きのトイレは大型の集合住宅等でも使用されているため、実はまだ沢山残っていると思われます。
気づいていない水漏れ、脱臭機能の老朽化で悪影響を及ぼしている可能性がありますので、一度、水まわりの専門家に見てもらうことをおすすめします。
クラシアンでは出張・見積もりが無料です。
皆様からのご連絡をスタッフ一同、心よりお待ち申し上げております。
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汚水ポンプの交換
こんばんは、クラシアン横須賀のKです。
汚水ポンプの故障による交換作業を行ないました。
こちらのお宅では公共下水道より低い位置に家が建っているため、自然の勾配で排水を処理することが出来ません。
こういった場合、自然勾配でいったん槽まで溜め、その槽の中に設置している汚水ポンプで吸い出します。
これにより公共下水道より低い位置の排水も可能になります。
しかしこの機械が壊れてしまうと今回のように下水が排水処理できなくなってしまいます。
11年程前に故障したときは速い段階で電気屋さんが排水ポンプの電気メーターが動いていないことに気がつき、故障していることがわかりました。
しかし、今回はトイレの流れが悪くなってからお客様ご本人で気づかれたそうです。
前回はメーカーが直接交換しにきてくれ、今回も作業してもらおうと連絡をされたそうですが、現在は個人客に対応していないということで当社へご相談いただきました。
日常生活に関わることなのでできるだけ最短で交換の手配をいたしました。
作業の流れは、まず汚水槽にたまった汚水を作業用ポンプで吸い出し、強制的に排水させます。
次に高圧洗浄機にて汚水槽を掃除します。
そして配管を切り落とさないよう慎重に機械を槽から取り出します。
今回の機械は鋳物で出来ており、とても一人では持ち上げられる代物ではありません。
複数のスタッフでどうにかポンプを取り出し、新しいポンプを槽の中にゆっくりと落とし配管します。
電気を接続し、汚水槽に水を入れ、試運転で動作を確認して完了です。
これで安心して普段の生活に戻れます。
機械ですので壊れたり停電をしたときは、排水が出来なくなるというトラブルが起きてしまいます。
このようなトラブルの場合でもすぐに駆けつけ、不具合を解消いたします。
スタッフ一同皆様からのご連絡を心よりお待ちしております。