床下でのトラブル
2019年2月25日
こんばんは。クラシアン横須賀のKです。
床下から水漏れしているとご相談がありました。
「脱衣所にある床下収納庫に水が溜まっている、でもどこから水が来ているか分からない」とのことです。
収納庫周辺に水道管や排水管はありましたが、そこからは漏れている様子はありません。そしてユニットバスの下を見ると少し違和感が・・・
もしかしてと思いお風呂の中を確認すると、排水トラップ(排水口)が割れていました。
原因は老朽化ですが、床下から確認したところ珍しい状況でした。
この場合、部品を取り換えない事には直すことはできません。
しかしお伺いしたのは土曜日で、部品はすぐに手に入りません。
さらに築22年で、合う部品があるかどうかも分からない状態でした。
しかしこのままではお風呂に入れません。
そこで応急的ですが、割れて落ちてしまっている排水トラップを下から押し上げ、どうにか漏れなくさせることはできないか?と考えました。
水が溜まっている床下、そして配管やユニットバスの足がある狭い中、
下から押し上げるための塩ビのパイプ等を持ちびしょびしょになりながら奥へ進みます。そして割れて落ちてしまっている排水トラップを押し上げ寸法を計り、パイプを切って支えます。
ここで水を流してみましたが、水がかなり出てきてしまいました。
そこで最終手段。
割れてしまっている部分にコーキングを入れ、同じように下から塩ビのパイプで押し上げたところようやく水漏れが止まりました。
しかし、これはあくまでも応急処置。
最低でも部品交換をしなくてはいけません。
合う部品がない場合はお風呂全体をかえることも考えなくてはいけません。
部品さえあれば大体のものは修理できますが、部品がなければ私たちも修理することが出来ません。
まずは部品があるかどうかを確認し、部品交換で済ませるのか、本体ごと取り換えるのか、それともリフォームをするのかを決めていただくことになります。
最終的な判断はお客様ですが、答えを出すためのご提案やアドバイスは私たちのお仕事です。
私たちクラシアンは皆様からのご依頼を心よりお待ち申し上げております。