デッキ型の蛇口交換

2017年11月24日

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こんにちは。クラシアン横須賀、所長のKです。

浴室の蛇口交換をご紹介します。
交換した蛇口はデッキ型といい、浴槽や洗い場のカウンターの上にのせるタイプです。
そのため交換するにはカウンターの裏側をいじれないといけません。
蛇口の下の点検口やエプロンを外して作業をします。
ごく稀にどちらもない現場がありますが、そのような場合は一部開口したり、タイルの壊しが必要になることもあります。

今回の現場は、洗い場のカウンターに備付けのタイプで、エプロンを外しての作業になりました。
エプロンを外すと配管が見えてきます。
配管を外す前には水を止めるため、必ず元栓を閉めます。

作業手順をご説明いたします。
配管を外し、蛇口を固定しているナットを外します。
ナットを外すと蛇口が取り外せます。
蛇口を取り外したカウンターには穴が2つ現れます。
この2つの穴のピッチにより取り付けられる蛇口が決まります。
大きく分けて3種類のピッチがあるのですが、なんとその全てに対応できる蛇口があります。
TOTOのTMGG46Eです。
TMGG46Eは足の幅を変えられ、それぞれの穴のピッチに合うように調整することが出来るのです。

この蛇口には表と裏がわかるように、親切に「ウ」「ラ」と書いてあり、メーカーの優しさが感じられます(笑)
しっかりと表裏を確認して穴に入れます。
外したときとは逆の手順で、パッキンを挟んで配管と蛇口を接続し、ナットで固定します。

ここまでくれば、蛇口についている止水栓を閉め、元栓を開けることができます。

蛇口の本体部を設置し、シャワーをつけていきます。
見栄えを良くするためにカバーを取り付けます。
ここでもTOTOの優しさが。カバーにも「オモテ」と「ウラ」が!!!

蛇口の設置が終わったら、エプロンと普段エプロンで隠れている場所を綺麗に掃除をして元に戻します。

これでデッキ型の蛇口交換は終了です。
所要時間は約30分。
問題が起きなければこのくらいの時間で完了します。
問題が起きるとさすがに素人の方では対処が難しい場合があると思います。
ご自身で交換ができる方もいるかと思いますが、万が一に備え、最高の知識と技術をもったクラシアンにお任せ下さい。
お客様からのご連絡、スタッフ一同お待ち申し上げております。