ひろし日記34 腕相撲

2017年8月26日

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今月9日、高校生の息子が16歳の誕生日を迎えました。
我が家では息子が10歳の時から、毎年誕生日には父と子の腕相撲大会を行います。
始めは余裕で勝っていたんですが、中学に入ると部活でテニスを始め、みるみるうちに身体も大きくなり身長も抜かされました。
それでも昨年までは自分がカでねじふせていたんですが、ついに今年、親父の手の甲がテーブルに沈みました。

喜ぶ息子と淋しさを感じる父親。

男はいつか父親を超えなければいけません。
自分も昔そう思っていましたし、若い時はそれが全てと言っても言い過ぎではないでしょう。
しかし何だろうこの言葉にならない悔しさは・・・

同じ親でも、子供の成長を素直に喜んでいる母親と、喜べない父親。
この違いも何だろう?
そんな疑問を感じながら、コソコソとほこりにまみれた鉄アレイを押し入れから取り出す44歳の男でした。