ひろし日記⑧ 目きき

2014年10月10日

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これは学校教材、地図帳の大阪北部の地図です。
たまたま子供が勉強していたのを、なつかしいなと思いながらながめていると、ある違和感を感じました。
写真中央にある茨木市とそのまわりの地名を見て下さい。
この地図帳を主に使用する学生さんや、関西にゆかりのない人は、茨木市の横(東)が高槻なのかぁと思うのかも知れません。
しかし、実際には茨木の北東部が高槻です。
太陽の塔で有名な万博記念公園も茨木市にあるような位置ですが、実は吹田市に存在します。

茨木市、高槻市共に南北に長い土地のため、地図上でそれぞれの土地の所に地名があり、間違いはありません。
ただ、ちらっと見ただけで判断すると、茨木の東が高槻と思ってしまいます。

長々と書きましたが、要するに本質を見極める目が大事なのではないでしょうか?
例えばこの地図で言うと、街の中心に位置する市役所の◎のマーク。
よく見て下さい。茨木の市役所から見ると高槻のそれは北東になります。なおかつ、茨木の名称から市役所にかけて、茨木はここですよという黒線があります。
細かいところを参考にして、始めて正しい情報が得られるのです。

現在、インターネットの普及に、そしてそれをいつでもどこでも使用できる環境の中、世の中にはさまざまな情報であふれています。
ひとつの商品やサービスを調べるにあたっても、それに対して膨大な量の使用者の書き込みを見ることができます。
便利な環境ではありますが、受け取り側からすれば、正しい情報をうたがってしまったり、間違った情報を信じてしまうという事があります。
こういう時にこそ、自分の直感や経験で物言を正確に判断する「目きき」というものが必要なのではないでしょうか?

クラシアンでも、お客様にご満足いただけるよう常に気をくばっています。
ただ、どこよりも絶対に安いですよとは言いません。
お伺いからお見積りまで一切無料ですので、お客様の厳しい目でご判断下さい。
きっと選んで良かったと思っていただけるよう、努力しています。