詰まりやすい排水トラップ

2015年8月27日

排水トラップ

こんにちは、クラシアン南大阪です。
最近、『台所の排水が良くない』とご依頼頂くお客様のお宅に、写真のような形状のトラップが付いている事がよくあります。

キッチンの流し台の下や、洗面台の下には、『トラップ』と呼ばれる曲がったパイプが付いています。
SトラップやPトラップなど様々な形状がありますが、そのはたらきはどれも同じです。曲がった部分に水たまりをつくり、悪臭や虫などが排水管を通して上がってこないようにフタをしているのです。

しかし、このトラップの曲線の部分に物がつまって、詰まりを起こしてしまうことがよくあります。
通常は、水の流れによって汚れも押し流されていくのですが、曲線部分は直線に比べて異物が引っかかったりしやすいようです。大きなゴミがあると、さらにそのまわりに小さなゴミが引っかかっていき、水の流れを悪くしてしまうという悪循環にかかり、排水器具のつまりの原因の大部分はこのトラップに起因しています。
とくに、写真のような曲線部分が鋭角のトラップでは、またすぐに詰まってしまうと思うので、心配になってしまいます。

異物を流さないように注意したり、まめに管掃除をして、つまりを予防していただきたいです。
注意していても詰まりやすいなど、ご自分でのメンテナンスが難しいようでしたら、クラシアンまでお気軽にご相談ください。