2019年8月25日
クラシアン神戸の『エシディシ』です。
お風呂場の蛇口の水漏れを修理しに明石市にうかがいました。
7年ほど前に水漏れを起こしたことがある蛇口で、その際にも当社で部品を交換しております。
今回はお湯の温度調節ができなくなり、お湯を出し止めするレバーもとても固くなっていました。
また修理をするものと思っていましたが、お客様は最新のサーモスタット混合栓に興味があるご様子、交換工事をすることに相談がまとまりました。
現在設置されているのは、サーモスタット混合水栓で浴室の壁に取り付けるタイプです。
以前ブログで紹介したお風呂場のシャワーと、壁に設置するのは同じなのですが、施工方法が少し違うんです。
⇒以前のブログ 「浴室の蛇口交換。こんなに早く仕上がります。」
蛇口をはずした壁の中にはバルブソケットが埋め込まれていて、蛇口の根元、ねじが切られた部分にシールテープを巻いて取り付けます。
ところが、このたび工事をするお風呂場の蛇口を取り外した跡は、バルブソケットがなくただ2つの穴が開いているだけです。
穴の裏をのぞくと、穴からフレキシブル管という配管が伸びているのがわかります。
今回は例②の様にシールテープを巻いて取り付けません!!!
まず2つの穴に「偏心管」という部品を固定し、穴の裏からナットで締め込んだら位置を調整します。
2つとも固定ができたら裏のフレキシブル管とつなぎ合わせます。とても簡単に思えるのですが、実はとても難しいのです。
隙間に腕を入れて撮っているので写真では中がはっきり見えていますが、さすがに頭までは入りません。
そのため、表と裏で管つなぐ作業は見ながら行うことができず、手の感触だけで取り付けるのです。もちろん作業中や作業後に同じようにカメラで何度も撮影して、固定の確認や水漏れの最終チェックをいたします。
薄いスマートフォンで撮影できるようになったおかげで、今では作業がとてもスムーズになりました。
最後にシャワー本体を水平に取り付け調節して完了です。
同じ蛇口でも設置の方法も変わり使う道具も変わります。私たちは、あらゆるケースに備えて知識や経験を積んでいます。
お客様に確認していただくと、レバーがとても軽くなってすごく楽に操作できるようになった、もっと早くに電話すれば良かったとの感想をいただきました。
こちらのお宅では、キッチンの蛇口の修理も承りました。別の日に再訪問いたします。
台所で蛇口を修理する様子を次回のブログでご紹介させていただきます!