タンクの中
こちらの写真はトイレのタンクの中の様子です。
普段見ることはそんなにないとは思いますが、こんなふうになっています。
左側に付いているのがタンクへの給水管で、その給水管とボールタップという部品でつながっている白い玉は「浮玉」といいます。
この浮玉は、タンクへ水が溜まってくるとだんだん浮き上がってきて、丁度良い所まで来るとボールタップが給水を止めます。
次に、真ん中の黒い部品はフロートバルブと呼ばれるタンクの底の栓です。
鎖が付いていて右側から出ている棒のようなものにぶら下がっています。
この棒の反対側はタンクの外に出ていて、そこがお馴染みの「レバー」です。
レバーを引くと、栓が抜け、タンクの水が便器へ流れ出します。
写真では見えにくいですが、万が一給水管からの水が止まらなくなった時に水が溢れないようにする部品もついています。
いろいろ工夫が凝らされているトイレタンクですが、トイレ故障する原因のほとんどは中の部品が原因なんです。