台所の蛇口で水が出ない!!

2017年9月25日

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こんにちは。クラシアン沖縄のK本です。

台所の蛇口から水が出なくなりお困りの現場にお伺いしました。

水が出なくなる原因にはいろいろあります。まず調査することは蛇口が原因なのか水道管が原因なのかを調べる必要があります。
シンクの下に台所蛇口用の元栓(止水栓)がありますので、そこまで水が来ているのかどうかを調べます。
止水栓を閉め、止水栓と蛇口の接続部を外し、そこにテスト用の給水ホースを接続してバケツに向かい水を出してみることで確認できます。
今回は、この止水栓までは水が来ていましたので蛇口本体に原因があることがわかりました。
ご使用の蛇口はMYM製で20年以上前の蛇口です。部品の供給が終了していましたので蛇口本体の取り替えにて対応することとなりました。
カタログを一緒に見ながらご相談させて頂きました。奥様が今度の蛇口は先端が伸びてシャワーになるタイプがいいとのご希望でしたのでTOTO製『TKGG32EBR』を選定いたしました。

施工前に周辺を確認していると一点気になることがありました。
左側の単水栓がぐらついています。ぐらついた単水栓の根本からシンク下に水漏れを起こしていたようでシンク裏側の木製の蛇口取付台座が腐食しスカスカになっていました。
このまま新しい蛇口を取り付けると、蛇口のぐらつきで隙間ができ、シンク下に水漏れを起こしてしまいます。
お客様とご相談ししっかりと直すことになりました。

古いMYM製の蛇口と単水栓を取り外します。(接続ねじ部が固着していてかなり大変でした・・・)
問題の裏側の腐食した木製台座をきれいにそぎ取ります。
シンクの形に合わせ合板を加工し、蛇口取付台の穴のサイズに合わせて36mmと25mmの穴を開けます。
加工した、木製台座を接着します。

新しい丈夫な台座が取り付けられたところでいよいよ蛇口を取り付けていきます。
シャワー蛇口を取り付けます。その際シャワーホースが止水栓やキッチンの引出しに干渉しないよう気をつけながら取り付けます。
既存の単水栓をきれいにし、給水フレキ管とワッシャー、ナットは新しく変えて取り付けました。

水漏れがないか、蛇口のがたつきがないかチェックして完了です。
今回の工事で使い勝手が良くなり、合わせて単水栓のがたつきも直ったことでとても喜んでいただけました。

毎日お使いになる台所の水回りで気になることがありましたら、クラシアンにお気軽にご相談ください。
出張、点検、見積は無料です。