お風呂蛇口の取り替え工事

2017年1月30日

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こんにちは、クラシアン沖縄のK本です。

浴室蛇口の取替え工事です。

これまでお使いの蛇口が経年劣化でシャワー先端からポタポタと水漏れしていました。
さらに、シャワーとカランの切り替えレバーがうまくストップできない。
シャワーホースと蛇口本体の接続部から水漏れ。
シャワーホースとシャワーヘッドの接続部から水漏れ。
と多くの症状が出ていました。
修理も可能ですが、使用年数、故障状況を考えると蛇口本体の取り換えのほうが今後安心してお使いできます。
新しく取り付けた蛇口は、TOTO製の「TMGG40E」サーモ式でエアインシャワータイプです。
エアインシャワーは優れもので、シャワーの一粒一粒の中に空気を含ませることで約35%の節水効果があります。
しかもシャワーの浴び心地はこれまでとほとんど変わりません。

(浴室蛇口の取替手順)

  1. 水の元栓を止め既存の蛇口と、蛇口の足(偏心管といいます)をレンチで取り外します。壁側の水道管の中のネジ部にゴミやサビ、古いシールテープなどが無いかチェックします。
  2. 新しい蛇口の偏心管のネジ部にシールテープを時計回しに巻き、シール材を塗布します。シールテープの巻き回数は通常8~12巻き程度ですが、水道管側のネジと偏心管のネジのガタツキ具合によって巻き数を調整します。シール材は塗布しないと水漏れの原因にもなります。
  3. 新しい蛇口の偏心管を時計まわりに回して締めこんでいきます。その際、お湯側と水側のでっぱり具合を同じにします。基本的には、同じ回転数を回しこめば同じになるはずなのですが、水道管のお湯と水のでっぱり具合が違うことがしばしばあります。
  4. 蛇口本体を水平に取り付けます。注意点は、蛇口の偏心管は時計回りにしか回せないので反時計方向に回してしまうとさきほど巻いたシールテープに隙間が出来て水漏れをしてしまうため、シールテープの巻からやり直しになります。コツは、蛇口と偏心管を仮組し、偏心管を時計回りにゆっくりと蛇口本体が水平になるまで回していくことですね。
  5. 偏心管のナットを左右均等に本締めし蛇口本体と偏心管を固定します。最後にシャワーホースを蛇口本体に接続し、蛇口全体で水漏れが無いことを確認し完成です。

気を付けなければいけないことは、蛇口を取り替えるときは経年劣化しているときが多いと思います、その際水道管側も劣化をしていて蛇口を外すときにヒビが入ったり折れたりすることがあります。
ユニットバスの場合には、壁に挟み込んでいる水道管が壁の裏側で外れてしまうこともあります。

蛇口取替で不安を感じる場合は、経験豊富なクラシアンスタッフにご相談下さい。お見積り、点検は無料です。