こんにちは、クラシアン沖縄のK本です。
北谷町のお客様宅でトイレの詰まりに加え、便器と床の間から水がしみだして来ております。現場に急行いたしました。
お伺いし実際に水を流してみると、トイレの流れが悪く、少しすると便器と床の間から水がしみだしてきます。
お客様に詳しく状況をお聞きしたところ、1か月前ぐらいから流れが悪くなり、昨日から便器と床の間から水がしみだしてきたので驚いて依頼されたそうです。
特に、ペーパー以外のものを流してしまった記憶もないとの事でした。
このような症状の場合、便器内の詰まりよりも、便器下の排水管が詰まっている可能性が高いです。
と同時に、便器と排水管を接続しているフランジという部材が傷んでいると、便器と床の間から水がしみだしてきます。
フランジ部が正常な状態の場合、詰まって水が流れない場合でも、便器内に水が溜まるだけで、床に水がしみ出して来ないようになっています。
まずは、屋外にある排水マスというマンホール状の点検口を開け、問題がないかを確認します。
今回は、排水マス付近には異常はみられませんでした。
そこで、排水管の詰まり修理と便器の取外し取付工事、フランジ部交換の御見積もりをご提示いたしました。
また、今の便器自体は30年以上もご使用されていましたので、クラシアンでお得なトイレ取り換え工事のお見積もりも合わせてご案内いたしました。
この、クラシアンおすすめトイレはLIXILI製の最新の便器で、水量が従来トイレの3分の1ですみ、便器にフチがないためお掃除がラクラクです。
さらに、このトイレ工事には工事費に加え、フランジと止水栓の交換費用が含まれています。
お客様はついでに新しくしたいとのご希望でしたが、金額がかなり高くなるようであればチョットとの事です。
既存の便器を再度取り付ける修理よりは高くなりますが、差額があまり大きくない事を考慮され、新しい便器に取り替えることになりました。
便器を取り外してわかったのですが、
排水管の詰まりの原因は、フランジの下の排水管に隙間があり、その隙間から木の根が長い年月かけ排水管の中に侵入し、排水管の奥で根が広がり流れをせき止めていました。
その根っこをトーラーというワイヤー器具で取り除きました。取り除いた根っこを見てお客様は大変驚かれていました。
詰まりの原因の根っこをすべて取り除き、隙間のできた排水管を修理し、フランジと止水栓を交換しました。
便器を取付し、便器と床の間には、コーキング材で防水します。
最後に、タンク、便座を取り付けて完成です。
詰まりや水漏れの原因が解消され、お客様にはホッと安心して頂けました。
水まわりのトラブルは、さまざまな事象が重なっていることもあります。
少しでも気になる事がありましたら、お気軽にご連絡下さい。