2017年3月31日
こんにちは。クラシアン沖縄のK本です。
那覇市のお客様で台所蛇口を使いやすくしたいとのご相談をいただきました。
伺ってみるとレバーを下げて吐水するタイプの蛇口をお使いでした。
「他のところで蛇口を使うと上げて出すのに、ウチの台所は逆だから使いにくい」と奥様。
現在は、レバーを上げて吐水するタイプに統一されていますが、以前はメーカーによって下げて出すタイプと上げて出すタイプの2種類がありました。
レバーを上げて吐水するタイプに統一されたのには、1995年の阪神大震災がきっかけの一つになったという噂があります。
阪神大震災のときに物が蛇口に落ちてレバーを押し下げ、一時的に水が出しっぱなしの状態になるご家庭があったからです。
ご提案した蛇口は、TOTO製TKGG32EBRです。台所専用の混合水栓で、もちろん上げ吐水タイプです。
ハンドシャワーホースが内蔵され、ヘッドを引き出して使うことが出来るのでシンクを洗うときにとても便利です。
吐水方法には2種類あり、お皿の汚れを勢いよく洗い落とすときに便利な『シャワー』と、洗い物をするときに水はねしにくい『ミクロソフト』で切り替えができます。
そして、現在では常識になっていますがエコシングル水栓なので家計にも優しいです。
お客様は、食器洗い機を使用されていましたので、蛇口から食器洗い機にお湯を分岐させる分岐金具を合わせて取り付けます。
現在は、TOTOから分岐金具のみの販売がされていませんので、パナソニック製の分岐水栓CB-SSH8を使います。
まずは、新しい蛇口に取り換え問題がないか通水確認をします。
その後、蛇口を一度分解し、スパウトとカートリッジの間に分岐金具を組み込みます。
分解した蛇口を組み直し、本体から水漏れがないか、食器洗い機へ正常に通水出来るかを確認し完了です。
蛇口の操作が上げ吐水になりお客様にとても喜んでいただけました。
クラシアンでは、豊富な経験と知識をもとにお客様がより快適に日々の水回りを使っていただけるようご提案いたします。
お気軽にご相談下さいね♪