2016年4月29日
こんにちは、クラシアン神戸の A岡です。
本日もクラシアン神戸へ、たくさんの修理やリフォームをご依頼いただきありがとうございます。
1年ほど前にトイレの詰まりを除去したお客様から、お電話をいただきました。
またトイレが流れなくなり、屋外の排水マスが溢れているとのこと。
応急処置として、昨年と同じように高圧洗浄機を使い、トイレが使用できるようにいたしました。
ただし去年と違ったのは、ここで工事が終わりませんでした。
去年の調査で分かっていたことですが、排水管が老朽化して勾配に狂いが出ていたのです。
排水管の勾配とは、家の敷地の奥から、公共の下水道に向かって流れやすいように付けてある傾斜のことです。
水は高いところから低いところへ流れる性質があるので(あたりまえですね!)、奥が一番高く、だんだんと低くなり、下水道に接続されている部分が一番低く設置されています。
これが長い間に、地盤の変化などで、勾配がなくなったり、逆に家の方が低くなったりして排水がスムーズに流れなくなることがあります。
流れが悪いと、高圧洗浄で一時的に流れを回復させても、ゴミや汚れが蓄積していずれまた詰まりを起こしてしまいます。
こちらのお宅では排水マスと排水管の入れ替え工事を行い、排水管の不具合を解消しました。