「養生」の大切さ

2015年11月16日

こんにちは、クラシアン本社 WEBマーケティング課のMです。

先日、サービススタッフの新人研修の見学に行ってきました。
この日は、午前に講義があり、見学させていただいた午後の実技研修では、「トイレの詰まり除去」を想定した「養生」の練習をしていました。

リフォームや建築工事などでいう「養生」とは、施工する箇所以外の場所に、傷がついたり汚れてしまわないよう、あらかじめ保護しておくことをいいます。
今回はこの「養生」について、ご紹介していきたいと思います。

トイレ詰まり除去の養生第一養生の完成床の防水養生トイレ壁の養生
  1. まずは、厚紙で床を養生してしっかりとテープで留めます。(写真左上・右上)
  2. さらにその上からブルーのシートを床全面に敷いて、便器や壁との隙間ができないように留めます。(写真左下)
  3. そして、壁にもぐるりとシートを留めていきます。(写真右下)
    工具を広げる時には、さらにクッション性のある養生シートを使用します。

トイレつまり除去における養生の完成図は、次の写真のようになります。

トイレ詰まり除去の養生完成

 
 
研修の中で、講師が「養生」の大切さを説明していました。

弊社クラシアンでは水まわりの修理や交換などの作業をする前に、しっかり養生を行います。
養生をおこなうということの意味には、どのようなものがあるのでしょうか。

 

徹底した養生は、全ての作業の“基本”

水のトラブルが起こってしまった時、当事者であるお客様は、多かれ少なかれ不安な気持ちを抱かれているはずです。
その時、いい加減な養生でスタッフが作業を進めると、お客様の不安は募る一方です。

お客様のお宅の壁や床を汚さないため、傷をつけないためというのはもちろんですが、
養生という工程は、お客様に「安心」していただくためにも大切な作業なのです。

 

私たちの企業理念、「くらしに安心を提供する」

弊社では、「くらしに安心を提供する」という企業理念に基づき、お客様に安心した気持ちで作業に立ち会っていただけるように、しっかりとした養生を行い作業をすることを心掛けています。

もちろん研修期間では、詰まり除去や水漏れ修理など、技術的なこともしっかり習得します。
しかしそれと同じくらいこの「養生」についても練習を繰り返します。

見学を通して、技術を磨くだけでなく、クラシアン品質もこうして築き上げられているのだと感じました。

養生の練習